共産主義のバイブル資本論は読む必要なし!の備忘録

表題は尊敬する高橋洋一先生のユーチューブタイトルです。
個人的には神回だと思っています。

資本論をばっさり切り刻んでくれる最高の内容です。

もしアカウントがバンでもされた日にはあまりにも悲しすぎるのでここに内容を記録しとくことにします。

質問内容
「人は共産主義の何に惹かれるんですか?」

高橋先生はこう述べています。以下内容のあらすじです。

個人的なことを言うと資本論にまったく惹かれていない。
学生の頃一般教養の過程でマルクス資本論を読めという課題が出たので読んでみた。
共産主義にあこがれる人は共産主義宣言とか資本論をバイブルのように扱っている。

バイブルだから何があってもこれを信じるっていう人たち。
人々がみんな平等な社会を作るてきなことが書いてあるわけ。
平等な社会をつくるってことならそれはそれで結構なことだと思う。
じゃあ、その理論的な基礎となる資本論には何が書いてあるのかなって思って
今から45、6年前だけど読んでみたわけ。

最初読んで何ページ目かでなんだこのバカはと思ってあきれてしまった。
その呆れてしまったという経験をいいます。

資本論は理論的な体系だといってみんなすごく褒めて崇め奉って教科書のようにというかバイブルのように扱うでしょ。
ベースになってるのは何か、いろんな話の出発点が何かっていうのに私は関心がある。

労働価値説っていうのがあって、いろんなものの値段っていうのはそこにかけた労働の対価で決まるていう、そういうふうな話なわけよ。
そこからまず違うだろ!で終わっちゃった。

なぜならばね、この炭酸水かなんかでね、いろんな値段があるじゃない。
同じ炭酸水でも、水でも。
その値段がどうしていろんなのが付くかって言うと、価値とかけた労働力って関係ないじゃない。
単なるニーズってだけで。
どんなに一生懸命精魂かけて、労働時間をかけてやったって、売れないものは売れない。
全然手もかけないんだけど、もう何十も何百倍でも売れるもののある。
単なるニーズで決まるじゃない。
と、私は思っていたから労働価値説ってなんでこんなバカな前提をたてるのかなって思って。
論理学ではよくあるんだけど、アホな前提、成り立たないような前提に基づく議論はすべてが意味がない。
これは論理学の話で、一番最初の基本前提がしっかりしてないと、そこから出てくる議論は全く意味がないってのがあるわけね。
そんなのを私は大学時代に知っていたから、これは前提が違っていると。
ここから先は読む必要がない。
はっきりとそう思いました。
読む必要がない。

あれを読んでいる人というのはそういうふうな前提に基づく議論が論理展開できない人が読んじゃう、と思いましてね。
労働価値説に基づく資本論は読む必要がないというペーパーを書いたぐらいなんですけど。
というのを書いたら見事に単位が取れなかったけどね。
私を採点した先生も超アホだったってことだよ。
そういうふうに私は思ったくらいですよ。

それでのちのちマルクスの書いた数学論というのを見つけたんです。
数学論って書いてあるからこれも読んでみたわけですよ。
※高橋先生は数学のご専門です。
スッゴイバカだってことがわかって、なんだこいつは・・・。
こんだけ数学できないんじゃ、これじゃ無理だろうなって思ったわけ。
見てすぐ一発でわかるような答えを、あーでもない、こーでもないってずっ~~~とやってるわけ。
それを時々ね社会学者がね、あの数学論は高尚でどうのって・・・見るたびいつも大笑いしてましたよ。
単なるバカじゃないの。
私がやったら1ページか2ページで終わるような話を延々とずっとやってる。
それはあとで見たんだけどね、資本論読まなくてよかったって思った。
時間の無駄。
本当に時間の無駄しなくてよかったって思ったよ。
だから、こういうものを理論的ベースとしている共産主義ってはっきりいって何なの?
前提がまったく違っているからやりようがないんじゃないのっていつも思っていますよ。
こういうのにあこがれる人って論理体系前提に基づく議論とかそういうのを抜きにして最後の答えだけなんだろうね、おそらく。
最後の答えだけ見て、それが気持ちいいか、そういうふうに思うだけなんじゃないの?

共産主義に憧れる人って論理体系に基づくきちっとした議論ができない人だと思いますね。身も蓋もないかもしれないけどね。
よくみんなこんなのやってるなと思うけどね。
でも私の直感はけっこう正しくて、そのあと共産主義ってのが世界でどれくらいあるか調べてみたんだけど、共産主義って100幾つあったんだけど、今残ってるのは5つしかない。
そうするとね5%ぐらいしか成功しない政策ってことでしょ。
憧れちゃあいけないよ。
5%ぐらいしか成功しない政策ってだいたいはずれるから、、憧れないほうがよろしいですね。

スタッフ:なんか使われることが前提っぽいじゃないですか?共産主義って。

労働者を中心にしているからね。
資本家というかね使う方の人間を敵視してるよね。

スタッフ:自分が使うほうに行こうとは思わないですかね?

共産党はそうなんだよ。
共産主義をもとにして共産党は人々を支配する。
だから共産党に入る人だけは使う人。
他の庶民は皆使われる人に置いときたいんじゃないの。

スタッフ:自分が使う人になりたいための手段?

じゃないの。
共産党にはいると、共産党より上の人はいないから一番楽でいいよね。
共産党の委員長なんかは凄いブルジョア的な生活をしているっていうもんね。
お抱えのシェフ雇って、すごいらしいよ。
やっぱり使う人側になるのが一番気持ちいいんじゃないの。
そのための手段じゃないの。
共産主義ちゅうのは。
共産党のための支配機構だと私には見えるけどね。
もともとはマルクスの話なんてよく皆あんなの読むなあって思ったけどね、あれで学問できてるって聞いてビックリしたよ正直。

私はそういう学者をボコボコにやっつけるのが好きでね(笑)

スタッフ:なんか日本の知識層にこういう人が多いようなイメージがあるんですが。

おつむが弱いからじゃないの。
資本論読んで感化されたらおかしいよ。
最初から出だしが違うし。
出だしから違うものを読んじゃいけない、と私はいつも思ってますけどね。

スタッフ:根底からですね。

根底から違ってます。

 


高橋洋一先生、素晴らしい。
これすべての日本人に見てほしい。

なんかね、ある宗教家が日本と韓国の間にトンネル掘るなんて噂が僕が学生の頃あってホントかなあ、壮大な話だなあって思っていました。
時を経て安倍元総理殺害事件でクローズアップされてトンネルの件も暴かれていました。
この年齢になるとこの「誇大妄想トンネル掘るぞ事業」が莫大な金儲けの旗頭として使われたことがよくわかります。
トンネル掘るから寄付してくれ~って。
作る気がさらさらないのは現場をみてまるわかりでしたけどね。
なかなかうまい集金方法だと思わず感心してしまった。

なんでこんな話をしたかっていうと、平等や平和を餌にするってやり方は伝統的なんだなって思ったからでした。

いつの世も騙されちゃう人いるんだね、けっこう。