男親が娘に「そんな恰好をするから痴漢されるんだ」とデリカシーのない言葉を浴びせる理由

とある女性が電車で痴漢され、怖かった思いを母に話すと共感して慰めてくれた一方、その女性の父親は「そんな恰好だから痴漢されるんだ」的な被害者に追い打ちをかけるようなデリカシーのない言葉をなげかけたという漫画記事があった。

そして痴漢と着ていた洋服との間に相関関係はないというデータも出していたのだけれども、もう少し補足したいなあと思って書きます。

僕もこのような父親の発言にはデリカシーがないと思います。

けれども父親は男です。
男の生態には女性よりもはるかに詳しいわけです。

男の性欲は目からの情報が極めて大きいのです。
もちろん女性にもあるのですが、その比ではありません。
女性が50%としたら、おそらく男性のそれは95%ぐらいって考えてもらってもいい。
だから、あんなにエロ本やAV業界が発展するのです。

これを女性に実感しろといっても、無理な部分はあります。
父親は誰よりも肌を露出するとかいやらしい服とかスカートとかの危険性を身をもって知っているのです。

例えばムスリムの女性が体を黒い服装で覆っているのを皆さんご存じだと思いますが、あれはぶっちゃければ男には理性なんてものはない獣だから性的な刺激を減らすためにも体を隠しなさいって教えなんです。
ムスリムの男性がショートパンツ姿なんて見たら裸で歩いてるように思うかもしれませんね。

その昔、日本の学生の女性体操着の下はブルマというちょっと煽情的なものでした。
これに興奮していた男は多いと思いますよ。

今は女性からの要求で男と同じような短パン姿になりましたね。
実は短パン姿になると男性の性的刺激され度は激減します。

あまり見たいという気にならない。
ひいては男性のエロ目線を得られないということになるのです。

なんていうんでしょう、男性側からみたら痴漢と服装には相関関係がないといわれてもまったくピンとこないんです。

だってズボンのシルエットなどでも男性は興奮するんですから。

ぶっちゃけ男の性欲や性的刺激を遮断したいんだったら、ブルカ(全身を黒い布で覆う)一択って話になる。

これだと男性の性的刺激はほぼ完全に遮断される。
ってもはや性別もわからんやんかって話なんですが。
ようはそれぐらい強いってことなんです。

女性がおしゃれをしたい気持ちはわかるし、ちょっとは男性から注目されたいなんて気持ちもあるでしょう。
でも男の生態を知っている男親としては、心配のあまりついタイトルのような発言になってしまうんです。