親を捨てるとストレスが消える

僕は今両親、兄弟とも音信不通である。

昔から音信不通だったわけではなく、わりと最近の出来事です。
若干機能不全家族気味ではあったけれど、それでも僕としては家族なんだから多少のつながりはあってしかるべきと思っていましたし。
ところがある事件をきっかけに完全に関係がきれてしまった。
切ったというほうが正しいかな。
いや切らざるを得なかったんです。

でもそうなってはや数年。

すごく快適。

両親、兄弟がいて自分は助かっている、大好きだしかけがいのない人たちと思ってる方を否定していないので、読み間違えないでね。

家族というだけで特別な関係を妄想しがちだけど、子供はたまたま生まれてきただけ。親ガチャにはずれたなんて言葉があるが、親からみたら子ガチャにはずれたと思ってるかもしれない関係もある。
世の中には僕なんかのレベルではなくて虐待や放任、束縛といった地獄を経験してきた人たちもいるだろう。

うだうだ関係性を続けないで、さっさときっぱり縁を切りなさいと。
とにもかくにも、僕は両親と音信不通になって何も困っていないし、むしろ関わり合いになりたくない自分がそこにはいる。

世間からは親の面倒をみないなんてとか、冷徹だとか思われるかもしれないが、それは想像力の欠如した人たちだと思う。


親のいない子どもは、昔は孤児院と呼ばれていたけど、法改正で今は児童養護施設というところに収容されることになる。

映画やドラマでも100%といってもいいほど、悲しい人生、同情されるべき人生として描かれるけれど、果たして本当にそうであろうか。

憐れみや同情の対象になることが多いが、逆に親に一切縛られることがないというのは自由さにおいて最良の環境ともいえる。

養護施設がまともなら、愛情は感じられるし、恋愛すればもっと感じられる。
何も親にこだわる必要はないのだ。

オカルト的には親はたまたま乗り合いバスに一緒になっただけの関係という解釈のものもある。
そう選ぶも選ばないもたまたま同じクラスになった、たまたま同じ部署になった、たまたま家族なったようなものだと。

そこで築ける関係性とはまた別物なのである。

家族だからといって必ずしも気が合う人間ではないということ。