生活保護より毎日働いている人のほうが使えるお金が少ないアンビリーバブルな日本

非常に不都合で不公平で不平等だと感じていることに最低賃金生活保護制度のバランスがあります。

ざっくばらんに言いますが、生活保護で生活している人より下手したら毎日仕事にまじめに通ってる人のほうが使えるお金が少ない、または同レベルという信じられない現実があるということです。

もっと言えば、かなりの年月まじめにコツコツ払ってきてやっともらえるようになった年金より、生活保護のほうがはるかに金額が高いのです。

どこも悪くないのにズルしてもらってる人もいるでしょう。
定期的に精神病院にかよって薬をもらってる人がいたんですが、どこも悪そうにみえなかったのでちょっと聞いてみたら、老後生活保護を申請するときに通院歴があると通りやすいんだという答えが返ってきた。
本人はいたって健康らしいから笑える。

まあ、そういう人も中にはいるでしょうが、きちんと運用されるなら生活保護自体はあってしかるべきよい制度だと思います。

でもね、線引きがなかなか難しいからベーシックインカムなんて議論も出てきたんでしょうけどね。

どちらがいいかはさておき、最低賃金で働いてる人は病院代が無料になるわけではないし、タクシー代が割り引かれるわけでもないし、家賃補助があるわけではなし、税金免除があるわけでもない。

そうすると生活保護をもらってる人の方が実質最低賃金バイトレベルワークマンより多いという残酷な現実がでてくる。
しかも働かないでいいというパラダイスな現実もある。
実際原因不明の体調異常とかいまだ解明できない病気などありえるので、生活保護に文句を言う気はさらさらない。

でも働いているのに生活保護と同レベル賃金っておかしいだろうって話。

だったら生活保護費を今の半分にするか、最低時給を2000円以上にしろよといいたい。
じゃないといったん生活保護費をもらいはじめたらあまりのいごこちのよさに止めれなくなるから。

中年にもなって親に養ってもらってるニートみたいなもんだから。
絶対に抜け出せないって。

ズルして生活保護をもらってる人も、社会にでて働けば今の2倍はもらえると思えば多少のモチベーションはわくでしょうに。