僕の人生の前半は紆余曲折ありでけっして満足できる人生ではありませんでした。
自分のやりたいこともわからない。
そして社畜のような生活、貧乏・・・・得体のしれない不安感が中年の僕を襲ってきました。
自分のスペックの低さにはっきりと気づいたのもそのころです。
それまではやればできるという夢のような妄想を抱きながら生きてきたのです。
目的もスキルもなく会社を辞めた僕は坂を転げるように落ちていきました。
そして改めて世間の現実という荒波を知ることとなりました。
そう、僕のような低スペック人間を雇ってくれるところはないという現実。
僕は世間の厳しさを何もしらない「まぬけ」だったんです。
実は僕は受験も就職もテキト～に乗り切ってきました。
というか受験勉強なんて全くしていなかったし、就職もテキト～なことをことを言ってなんとかノリで受かったようなものでした。
普通の人はいくらのんきな人でも、就職活動をしたり面接の準備やらもろもろしていると思うのですが全く興味すらありませんでした。
その証拠に本好きではあったものの、読んでるものはオカルトや心理学・宗教などの精神世界のものか漫画ばかり。
おどろくほどビジネス関係の本とは無縁でした。
いったいそのころ僕は何を考えていたのでしょうね。
自分の将来に関してまるで無関心すぎる自分がいました。
これぞ低スペック人間のなせる業なのでしょうか。
そしてどん底まで落ちていきました。
でもその苦しいなかでもちょっとづつ気づきがあったんです。
苦しいのは苦しいのですが、違った視点、価値観でみると楽になれる世界があると発見していったんです。
最初から気づいていれば、もっと快適に過ごせていたのかもしれませんが、そうなると今得ている快適さはなかったかもしれません。
だから快適人生を得るのに遅すぎることはないとも思うのです。
僕は今現在けっこう快適に生きています。
満足まではいかないまでも、なんの努力もしてこなかった自分的にはかなり上出来なんじゃないかと思うほどに。
もし僕が今の価値観をもったまま高校時代とか20歳代にタイムスリップできたら全く違う生き方になると思います。
人生何があるかわからない（事故や事件等）けれど、うまく生きることができるのではないかと思います。
参考になるかどうかはわからないけれど、低スペックだけど将来快適に生きたいと願うならば参考にしてくださいね。
