糖尿病ハンドブックは正しいのか?

上記のグラフは糖尿病ハンドブックに記入されているものです。
僕はこれにどうも納得がいかない。
欧米型の高脂肪型の食事は血糖値低下に時間がかかるのでよくないですよというもの。

ちょ、まてよ。
そもそも血糖値は主に糖質の量に左右される。
大雑把にいえば、脂肪やたんぱく質はほとんど関係ない。
厳密に言えば、タンパク質の場合インスリンは多少出ます。
油ではインスリンは出ません。

はっきり言えば日本型の食事のほうがはるかに血糖値をあげる。
なぜならご飯は糖質の塊だからだ。
高脂肪食とやらに、大量に糖質が含まれるなら、もちろん血糖値はあがる。

むしろご飯や小麦製品といったものをたくさん食べたら大きな山のようなグラフになり血糖値が下がりきらないうちに、次の食事をとっちゃうことになる。

心配すべきは高脂肪食ではなく、高糖質食だ。

保険師さんにもこのような資料をつかって説明されるのだが、反論こそしないが心中はムムムとなっている。

また食事を抜くと血糖値があがるなんていいかげんなグラフを見せられて意味不明の説明をされたりもする。

いやいやいや。
そもそも糖質を摂取しなければ原則血糖値はあがんないから。
食事を抜いたことで晩飯にご飯たらふく食ったんだろう。
だから上がったんだろうって。

そもそも日本糖尿病学会ってついこの前まで糖質は血糖値を上げないなんてことを平気で言ってた集団だからね。
個人で血糖値を測定してネットにあげたり、それを検証する医者達のおかげでやっと認められてきたって感じだからね。

本当のことを言えばロバートアトキンスによって糖尿病の治し方はほぼ出来上がっている。
1972年、50年以上前に「アトキンス博士のローカーボ(低炭水化物)ダイエット」なんて本を出してますから。

これを亡き者にしたのがインスリンっていう便利薬だったんですね。
糖尿病になって、血糖値が高くなったらインスリンを注射すればよくなる。
う~ん、なんて便利な薬。
まあ、糖尿病を悪化させてゆく究極の対処療法なんですけどね。(一型等は除く)